母の夢を初めてみた。実にリアルに。
左の洞窟から出て来た(退院した)母は、僕の後ろから、両手で頬を包んでくれた。
その手は膨よかで、温かい。表情も声も、以前の母のまま。
その場の雰囲気は圧倒的に変わり明るくなる。
僕の後ろにいた父は、笑顔が崩れ、声も裏返り、本当に嬉しそうだ。
今日はクリスマス。これは母のプレゼントか、復活か。
生前、母の話や、考え、キリスト教の教えを聞いておけばよかったと思う。
しかし、私にとって圧倒的に有利なのは、「母の子」という事だ。
「もう、自分の中に持っているわよ。」って言われた。
『聖母治子の子』というと私はキリストか!!